面会交流の「引き出し」

メリット中心型の面会交流

メリット中心型の面会交流は、こどもの年齢が高い場合やこどもをお得感で釣るという側面があります。

 

〇ショッピング

辻崎十斗:おもちゃ、買ってくれれば嬉しい!

服部弁護士:十斗もシュシュも、お小遣いもらっていないから、基本、プレゼンして買ってもらうスタイルだもんね。

辻崎十斗:飛ばないドローンは僕がシュシュにプレゼン資料融通したよ。

服部弁護士:まあ、フランス語から英語に翻訳してあっただけ良しとするかなあ。それでロンドン行ったとき、シュシュと一緒にきて買わされたよ。面会というより「連行」だね。ありゃ。まあ、いつの時代でも一緒に楽しくやることの一つは買い物だよね。特にこどもの買いたいものについて合わせてあげるとショッピングは楽しくなります。それに加えて、こどもが今、何に興味を持っているかを理解することになります。ただ、面会交流であることに変わりはないので、ティーブレイクをしたり会話を楽しむ時間を設定しましょう。

辻崎十斗:ロンドンのときはティーブレイクした?

服部弁護士:シュシュのパパはお話ばっかりだと思うけど、ミュージカルの待ち時間とか、シュシュは元気の塊だけど、あ、スタバがある、みたいな感じだったかな。

辻崎十斗:うちのパパもそうだけど、ママから高価なプレゼントが送られてくると、隠されちゃうとか、送り返されちゃうことがあるみたい。

服部弁護士:まず、こどもが効果なプレゼントをもらえるのは、日本では誕生日とクリスマス、あとはお年玉で自分で買う程度という文化だね。離婚で生活レベルに差が生じたのかもしれないけど、高価すぎたり、毎回買い物だったりすると、面会交流親が「サンタ」になるのと、反比例して同居親にケチというイメージを持つようになります。なので、何事も節度が大事ということですね。

辻崎十斗:買い物にいくとついついペラペラ話しちゃう。ママと一緒に商品をみながら、感想を言いあったったり、「これ欲しかったんだよね」とか、テレビやユーチューブでみたんだよねとか、学校で話題なんだよねとか、気分がハイになってママとの面会ではそれほど話さないんですけど、嬉しくて口数増えますね。

服部弁護士:買うときは、同居親に了解を得ておくことが大事です。洋服、カバン、ゲームソフトなど生活に介入していくものは、承諾が必要と考えるべきでしょう。同居親の不興を買うと、買い物を禁止されることも多いと思います。特に母子家庭の場合、やりくりはぎりぎりということも多いでしょうから父親から高価なプレゼントをもらうとやはりおもしろくないようです。

〇入場料の高い遊戯施設

 ディズニーランド、USJといった施設から、こどもにとっては「夢の国」です。しかし、入場料や距離的制約から同居親が連れていくことが難しいこともあります。

辻崎十斗:勇人さんはユーロディズニーに連れて行ってくれない。

服部弁護士:はは、名古屋のキッザニアには連れて行ったじゃん。あとフロリダのディズニーとユニバーサルスタジオ。

どちらかというとシュシュの友達の十斗も来るということで、友人を交えての交流ってのも、欧米では多いね。

辻崎十斗:シュシュと本買ったりさ、どうしたらフロリダを効率よく回れるか、よくスカイプで話したんだ。めっちゃ楽しみだったよ。

服部弁護士:夕食のリサーチは忘れていて、デリで買ってホテルで食べたけどな・・・。

辻崎十斗:でもさ、それも含めて3人でハッピーだったよね。特に園内の料理屋さんは豪華なステーキ、カフェ、ケーキが食べられるしさ。シュシュもすごいご機嫌だったよ。